映画『凶悪』はノンフィクションベストセラー小説『凶悪 -ある死刑囚の告発-』を原作とした社会派サスペンス・エンターテインメント映画。
ほぼ同時期に公開された『そして父になる』では暖かな家庭の父親役を演じていたリリーフランキーが今作では冷酷な不動産ブローカー役を演じており、リリー・フランキーの演技の振れ幅も話題になりました。
この記事ではそんな映画『凶悪』の動画を無料視聴できる動画配信サービスをまとめました。
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それでは続いて、映画『凶悪』を配信しているサービスなど調査結果を紹介します。
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続いて、映画「凶悪」の動画についての感想を集めてみました。
映画「凶悪」の感想一覧
映画「凶悪」を観た人の感想はこちらです。
※感想はクラウドソーシングサービスから『映画「凶悪」を観た人』を対象に感想を募集した内容です。


見た目そのまんまの極悪人は分かりやすくて、接触しないように避けられると思いますが、そういう狂気を隠した極悪人は避けられないと思いました。
身近にそういう人間がいるのかと思うと怖くなってしまいました。
このストーリーが実話を基にしているということだったので、この事件を追究した新聞記者の執念のようなものも感じました。

異常過ぎて恐すぎる世界観に飲み込まれてしまい吐き気と人間不信に襲われました。
私は、数日間何度も映画を思い出しては苦い気分になりました。
作品名通り凶悪な2人の役の姿を反芻してしまい、恐怖と不信感を募らせました。
これは、ずっと忘れられない作品になると思います。
俳優さんたちの演技力と作品の見せ方、作品の内容全てが印象的で、圧巻されます。
観たあとの後味は悪くても観て損はないなと感じました。

平凡な正義感を持つ雑誌記者が、事件にのめりこむあまり被害者を探し出そうと越権行為をするまで常軌を逸していくのは恐怖感でした。
最初からR指定の暴行殺人・レイプから始まります。
この時点で席を立ちたいのですが、これからのストーリー展開が気になって席から離れられないほど事件や俳優さんたちの演技に引き込まれました。
残虐なやり方で殺人を犯しているのに犯人たちには悪びれた様子は全くなく、受刑中に洗礼を受けて「神は罪を許してくださるといわれましたよ」と平気な顔でいうところは、本当に腹立たしいシーンでした。

リリーフランキーさんとピエール瀧さんによる名演がこの作品の一番の魅力です。
この作品の名シーンはなんといってもリリーフランキーさんとピエール瀧さん演じる役が、おじいさんの家に上がり込み、無理矢理酒を飲ませるシーンです。
見ているこちらも窒息しそうになるような苦しく、痛いシーンでした。
この作品を見ていると匂いまで伝わってくるような、地に足のついた演出が見事でした。
海外の作品では味わえないじっとりとした恐怖演出、どこにでもいそうな人間が悪を露呈する姿がとても恐ろしいですね。
普段は良い人を演じることが多いリリーフランキーの悪人ぶりも見どころで、本作では一気に恐ろしい男のイメージをつけていますよ。
『しばらく演者が出ている他の映画を見れなくなるほどの衝撃を受けた』、『忘れられない作品』という感想が多く、記憶に残る映画になる事は間違いなさそうです。
感想を読んで本編が気になった方はフル動画をチェックしてみてください!
次に、映画「凶悪」のDVD情報とDVDレンタル情報をお伝えします。
映画『凶悪』のDVD情報とレンタル情報
動画配信サービスよりも、DVD・Blu-rayで映画『凶悪』を観たい場合のために情報をまとめました。
まず映画『凶悪』をAmazonで検索したところDVD・Blu-rayともに1650円(税込)ほどで販売されていました。

スペシャルプライス版になっており、比較的購入しやすい価格になっているのが嬉しいですね!
次にDVDレンタルについてですが、映画『凶悪』は2014年4月2日にレンタルが開始されています。
ネットレンタルの「TSUTAYA DISCAS」でもレンタルは可能で、借り放題プランを使えば無料でレンタルもできます。

TSUTAYA DISCASも30日の無料お試し期間があるので、無料期間中にレンタルして視聴することができます。
登録から配送までスマホ・PCから簡単に手続きができるためレンタルを利用するのもオススメです。
無料期間中は複数レンタルするとお得に活用できますので、この後おすすめしている映画もよければ合わせてレンタルしてみてください。
映画『凶悪』のあらすじ情報や出演者・キャスト
映画『凶悪』の基本情報をまとめておきます。
映画『凶悪』のあらすじと出演者・キャスト
簡単に映画『凶悪』のあらすじと出演者をご紹介します。
【あらすじ】
ある日、スクープ雑誌の明潮24宛に、東京拘置所で収監中の死刑囚・須藤(ピエール瀧)から手紙が届く。
記者の藤井(山田孝之)は上司から須藤に面会して話を聞いて来るように命じられる。
そして、藤井が須藤から聞かされたのは、警察も知らない須藤の余罪で、3件の殺人事件とその首謀者である男の存在だった。
首謀者を追いつめたいので記事にして欲しいという須藤の告白で信憑性はなかったが、藤井も取材を進めるうちに取り憑かれたように取材に没頭して行き・・・
【出演者】
山田孝之、ピエール瀧、池脇千鶴、小林且弥、松岡依都美、外波山文明、リリー・フランキー、白川和子
映画「凶悪」の主な登場人物
◆藤井修一(山田孝之)
雑誌ジャーナリストで、須藤と面会したことで“先生”の事件を追う事になる。
◆藤井洋子(池脇千鶴)
修一の妻、自宅で認知症の修一の母の面倒を見ているが、母をまかせきりの修一に不満を抱いている。
◆須藤純次(ピエール瀧)
ヤクザの死刑囚で、自身が死刑判決を受けた事件とはまた別の3つの殺人事件と、“先生”と呼ばれる首謀者がいる事を明かす。
映画「凶悪」の見どころ
本作の見どころは、何と言っても実際に起こった殺人事件を元にして作られたという所、これが実際に際に起こったことだと考えると恐怖ですね。
常識的な雑誌記者を演じる山田孝之が、自分の正義にこだわるあまり常軌を逸して殺人犯をさらに探そうと暴走する姿も背筋が凍ります。
また、本作でのリリー・フランキー、ピエール瀧の演技は名演で、リリー・フランキーのサイコパス的な演技と、ピエール瀧の加虐を楽しむ獰猛な演技は圧巻で見どころ。
善人と思っていた人が本当は一番の極悪人という所に、人間の欲の深さを感じ、非常にインパクトがある作品なので観る価値あると思います!
そんな映画『凶悪』の予告編は、こちらで観ることができます。
『凶悪』に似た映画
最後に映画『凶悪』に似た作品を観たい方向けに、同じような実話ベースの作品や少し後味の悪いヘビーな映画などをご紹介します。
「日本で一番悪い奴ら」は、2002年の北海道警察で起こった日本警察史上最大の不祥事とされた稲葉事件を題材にした映画です。
監督は『凶悪』と同じ白石和彌監督で、綾野剛が主人公の刑事を演じ、ピエール瀧も出演しています。
警察の正義をつらぬこうとするあまり、裏工作を重ねて主人公がドロップアウトしていくバッドエンドな終わり方は『凶悪』に似た後味となっています。
「愛のむきだし」は、実話を元に園子温監督が約4時間という長編で描いた究極の純愛物語。
神父の父に育てられながら愛を知らずに育った少年を主人公に、罪と罰、欲望と禁欲、家族と共同体など様々な要素を複雑に絡み合わせた衝撃エンターテインメント。
「冷たい熱帯」も、園子温監督作品で、実在の猟奇殺人事件などに着想を得て制作された映画です。
猟奇殺人事件に巻き込まれることになる男性が味わう深い心の闇に迫った作品で、人間の狂気と愛が描かれています。
こちらも『凶悪』に匹敵するレベルの良い意味での後味の悪さがあり、同じくらい人間不信に陥る作品です。
「全員死刑」は、2004年に福岡県で起きた、被告である家族4人全員に死刑判決が下った強盗殺人死体遺棄事件を映画化した作品。
死刑囚として獄中にいる次男の手記を元に、未だその真相が解明されていない凶悪事件が描かれています。
「エスター」は、おばけよりも本当に怖いのは人だという事を教えてくれるサスペンスホラー。
孤児院の少女を養子に迎え入れた夫婦が、その日以来奇妙な出来事に遭遇する恐怖が描かれています。
もし、観たことがない映画があれば、この機会にぜひチェックしてみてください。
まとめ
以上、映画『凶悪』の動画を無料視聴する方法のご紹介でした。
映画「凶悪」を無料視聴できて、一番おすすめできるサービスは「U-NEXT」です。
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見たのは何年も前なのに忘れることができません。
死刑囚の須藤から首謀者を追い詰めて記事にしたいという旨の手紙をもらい、ジャーナリストの藤井が調査をしていくうちにどんどん明らかになるあまりにも残虐な殺人の数々には本当にゾッとします。
須藤と先生があっさり人を殺しその遺体をばらして焼却炉で燃やしたり、生き埋めにしたり、強い酒を死ぬまで飲ませ続けたりする様は直視できません。
結果記事の甲斐もあり先生は逮捕されますが、そこで初めて藤井は自分が須藤の死刑執行の先延ばしのために動いていたことを知り、激しく失望してこの映画は終わります。
藤井は取材を通じて先生の残酷さを目の当たりにし殺したいと思うほどになっていました。
それは須藤や先生と何が違うのでしょうか?藤井や、死刑になるべきだと思いながら見ていた私もまた凶悪なのだと気づき、より一層怖くなりました。